« GODINというギター | Main | 物欲が迷走している »

2004.01.28

勝手にシンドバッド

サザンオールスターズ
「熱い胸さわぎ」

大学時代、下宿で受信状態の悪い遠くのAM局を選んだときにノイズの奥から聴こえてきたのがこの曲。
受信状態の悪さのせいだけではなく、演奏しているのは日本人ではないと思わせられました。
楽曲から「狂熱のビート」と表現したいようなエネルギーが伝わってきたのです。

時々こうやって耳に印象だけ残してその後二度と聴けることが無く、手がかりのないまま記憶の彼方に消え去る曲がありますがこの曲は違いました。
スーパースターの誕生だったのです。

私は小さい頃からしゃがれ声がかっこいいと思う人で、風邪を引いたりするとわざとしゃがれ声状態を保ってしゃべるのが好きでした。今思えば間抜けです。
そんな人と言えば上田正樹・柳ジョージなんかがいましたが、桑田佳祐がいちばん私の思い浮かべる格好いいしゃがれ声だったと思います。

桑田佳祐は、私と同じようにアメリカンミュージックを聴いてきたのだと思うことがあります。
しかしそれらの曲を心の中で熟成させて、自分の音楽に昇華させていくセンスは天賦の才がなせるものでしょう。

桑田佳祐が今のような位置まで上っていくと予想はできていませんでしたが、彼の活動をTVなどで見ている頃、少しミュージシャンになりたいと思ったこともある私は今も続いているサラリーマンライフの入り口を開けたのです。

桑田佳祐にはもちろんなれないけど、きっと私のためには良かったんだろうなぁ。

|

« GODINというギター | Main | 物欲が迷走している »